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エキサイトブロガーハンドメイド作家特集 Vol.18

2008年10月31日01時01分

♯3 アート感覚あふれるスペインタイルを暮らしの中に取り入れて―「*ちょっとコーヒーでも*」のmirasierraさん


スペインの伝統的な絵柄から季節感を伝える作品まで、自分らしくスペインタイルを楽しむ、mirasierraさんの登場です!

mirasierraさん
スペインでの駐在生活中に現地の陶芸教室に通い、スペインタイルと出会う。3年ほどタイル制作を経験し、帰国後、友人と2人で「スペインタイル工房ミラソル」を立ち上げ、タイルの絵付け教室とオーダータイル製作を開始する。その後メキシコ生活も経て、2008年より再度スペインでの生活を始める。現在、日本での活動は休止中。

「*ちょっとコーヒーでも*」



各種文字入りプレートと時計。「ウエルカムプレートや表
札は、みなさんが『1枚は作りたい』と希望されます。
Bienvenidoは、ウエルカムのスペイン語バージョンです」
――手作りをはじめたきっかけは?

小学生の頃、子ども向けの新聞で簡単な手作りの紹介記事を見て、ビーズ小物を作り始めたのがきっかけです。その後、フエルトのマスコット、刺しゅう、編み物、籐のかご、手まり、ペーパードールなど興味のあるものはどんどん挑戦してみました。
子どもの頃は、母が面倒がらずに一緒につきあってくれたからこそ、できたものもあると思います。

スペインタイルは、スペインでの生活が落ち着いた頃に現地の陶芸教室があると聞き、日本では敷居が高いと感じていた陶芸にも触れたいと通い始め、その教室で体験したのがきっかけです。それからもう10年になりますね。

――得意な分野は?またその分野に興味をもったきっかけは?

裁縫系より工作系でしょうか。
縫い物系よりも編み物系のほうが、また針を持つ作業よりも、切ったり貼ったり組み立てたり…という作業のほうが昔から好きですね。

もちろん今はスペインタイルが私のライフワークとなっていますが、スペイン駐在生活中に、「せっかくならスペインならではのものを習いたい」と始めて以来、すっかり夢中になりました(笑)。スペインタイルの中では、「クエルダセカ」というスペインならではの技法での絵付けが得意ですね。
陶芸教室に通って、一年間陶器も作っていましたが、同じアトリエで友人が習っていたスペインタイル絵付けも試してみたら、そちらのほうが楽しくなってしまって。その後はタイル制作が中心になりました。
ちょうど3人の子どもの育児が落ち着き始め、自由な時間が増えてきた頃だったので、集中して好きな趣味を楽しめたのも大きかったと思います。

また、帰国後に、タイル教室を開きたいと思って、陶芸用の窯を購入できたことも、本格的にスペインタイル作家として活動する大きなきっかけになりました。専業主婦には気軽に買えない大物だったため、後押ししてくれた夫には感謝しています。



(左)アトリエ兼タイル教室。「作業中に粉が飛ぶので、机には新聞紙を敷いています。左後方の棚の上は、生徒さんの参考に
なるようにタイル作品の見本を展示しています」
(中)ハロウィンタイルのディスプレイ。「20cm角タイルと、5cm角タイルのオーナメントです」
(右)クリスマスのツリー皿とベル、オーナメント。「クリスマスのシリーズは教室でも人気がありますね」



風景画「スペインの風景」シリーズ。「セビーリャのスペイン広
場とラマンチャ地方の風車の絵をタイルに焼き上げました」

――スペインタイルの魅力&自分らしい作品づくりのポイントは?

スペインの「クエルダセカ技法」に関しては、それまで知っていた焼き物とは違う立体感と鮮やかな発色、初めは塗り絵感覚でできる手軽さ、日本ではなかなか体験できない珍しさ、などが魅力でした。
なんといっても、窯で焼く前と後の色の違いが魅力的なんです。焼き上がりはある程度予想できますが、パステル系のシュガークラフトのような粉の状態から、鮮やかなエナメル質やガラス質へ劇的に変化するため、窯の扉を開けるのを毎回楽しみにしています。
そして、スペインの伝統柄のみならず、自分の好きな絵や文字なども自由にデザインでき、柄、サイズ、用具などによって難易度も変わってくるので、幼児から大人、初心者から上級者までいろいろ楽しめるのも魅力だと思います。

タイルは、そのまま飾ることはもちろん、時計の土台にしたり、マグネットをつけて冷蔵庫のメモ押さえにしたり、ウェルカムボードとして玄関に飾ったり。また、トレーや花台に利用したり、鏡のフレームに配置したりして、日々の暮らしに豊かな彩りを与えてくれるのもうれしい点です。

私らしさといえば、季節ごとのディスプレイが好きなので、季節感を取り入れたような作品づくりでしょうか。教室に通って下さった生徒さん方からも、季節のタイルのデザイン依頼が多かったため、自分なりに作ってみた歳時記タイルなどがたくさんあります。
また、スペインタイルの技法でも、メキシカン、和風、ハワイアン…など、さまざまな表情のものができる面白さをお伝えできたらいいな、と思っていろいろな作品を楽しんでいます。

――他の分野で挑戦してみたいものは?

現在もスペイン在住なので、タイル以外にもスペインならでは、あるいはヨーロッパならではのハンドメイドに挑戦したいと思い、最近、スペイン式のボビンレースを始めたところです。

絵やデザインについても、本格的に学べる機会があるといいなとつねづね思っています。タイルについては、最近手がけている、紺から青の濃淡で描くオランダのデルフトの技法や、色彩豊かなイタリアのマジョリカの技法などにも興味があるので、こちらにいる間にもっといろいろな技法を習得できたらいいなと思っています。

――これから作ろうとしているもの、また今後の展開を教えてください。

今までもスペインの風景をタイルにしてきましたが、一眼レフデジカメを手にしてから旅先での写真が一層増えたので、各地の風景をタイルにも残し、将来懐かしく眺めたいなぁと思いますね。

また、私の作風と技法ゆえか、作品がかわいくまとまったものになりがちなので、クエルダセカ以外の技法ももっと取り入れ、表現の幅を広げたいと思っています。





今回のご紹介は以上になります。次回もお楽しみに!

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