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エキサイトブロガーハンドメイド作家特集 Vol.15

2008年12月06日04時01分

♯2 やさしい手仕事から生まれる、世界にたったひとつの花―「*nunonohana*」のnunonohanaさん


一枚一枚、白い布を微妙な色合いに染めた布花でコサージュやリースを作る、nunonohanaさんの登場です!

nunonohanaさん
20代の頃より布花を習い、ディスプレー用の布花やアパレルメーカーの運営ブランドのコサージュなどを10年ほど制作。その後、約12年間に渡ってジュエリー会社でジュエリー制作に携わる。現在は、それまでの手仕事の経験を生かしながら、好きな時に好きな色で染め……布の花を楽しみながら制作する日々。HP「*nunonohana*」や手作り市では布花を販売。

「*nunonohana*」



壁にかけた赤い薔薇はジョーゼットで作った布花。
「奥に見えるリビングのテーブルでいつも布花を作っています」
――手作りをはじめたきっかけは?

小学生の頃から家に帰ると「ジャージャー」という音がしていて、家庭用編み機で家族の洋服を編んでいる母がいました。手作りが好きになったのは、そんな手芸好きの母と、革小物制作の仕事をしていた父の影響がとても大きいです。
不要になったキャラメルや靴の空き箱で動物を作ったり、庭に植えてある数珠玉でネックレスやイヤリングを作ったり……。小さい頃は何かを工夫して遊ぶものを作ることが大好きでした。

手編みも得意だった母に習って、私も10代の頃からレース編みを始め、今でも自分が癒される手作りとしてずっと続けています。
母が編んだたくさんのモチーフの作品は50年以上経った今でも、カフェカーテンなどにして大切に使っているんですよ。

――得意な分野は?またその分野に興味をもったきっかけは?

得意といえば布花とジュエリー制作(彫金)でしょうか。
布花は当時新しい分野として魅力を感じ、趣味として習い始めました。

布花は白い布をハサミでカットしたり、花の形にカットされた布を微妙な色に染めて作ります。その後に花びらや葉の一枚一枚にコテをあて、組み合わせて布花が完成します。そんな布花制作で、一番難しいのが色出しだと思うんです。
はじめた頃は、なかなか色出しが思うように行かず、たった一つの色を出すのに3時間以上かかるようなこともありました。
その分、自分の思い描いた色が出たときの達成感やコテをあてた瞬間に、布がお花のようになっていくのがとても楽しくて、すっかりはまってしまいました。

ジュエリー制作(彫金)は仕事として始めました。ヤスリで地金を削り、バフかけ、ロウ付け、石止めなどたくさんの工程があるとても奥の深い分野でした。
腕を磨きたく十年以上仕事で続けてはいましたが、やっぱり鉱物のような硬いものより、私には柔らかい布や糸に触れて、布花を作ったり、ししゅうやレース編みなどのハンドメイドをしているほうが自分に合っている気がして……。
いまは布花を中心に、ゆっくり自分のペースで好きな時間に好きなものを作っています。




(左)染めた花びらにコテをあてて丸みをつけたところ。「コテ先は壊れることはないので、同じものを30年以上使っています」
(中)毎回ショップで登場するパンジー。「必ず私の好きなビロードという厚みのある生地で作ります」
(右)小さい花達のリース。「お人形を好きな方達にとても人気があります」



中原淳一さんの描く花や少女からイメージしたコサージュ。
「可憐であたたかみのある色合いが気に入っています」

――布花の魅力&自分らしい作品作りのこだわりは?

一枚ずつ手で染めていく布花は専用の染料を何種類も配合し、好みの色を出していきます。ナチュラルな色にしたいときは、たまに紅茶などでも染めています。
一枚の花びらも、何種類かの色を重ね合わせながら染めていくので、まったく同じ色の花はありません。“世界にたったひとつの花”になるんです。それが、布花の大きな魅力ですね。
それと、実物の花だけでなくアンティークのポストカードや絵本の花を見て、「こんな布花があったら可愛いだろうな……」と想像して作れるところも魅力のひとつです。
私自身はビロードという生地が気に入っていて、その生地で作ることが多いですね。厚みがあるのでカットする時に扱いにくいのですが、とてもあたたかみのある布花に仕上がるところが気に入っています。
また、小さい花が好きなので、小花を集めたような可愛いコサージュやリースもよく作っています。

――他の分野で挑戦してみたいものは?

羊毛フエルトです。布花をつけた羊毛フエルトの小さな可愛い人形を作ってみたいんです。
もうすでに初心者用の材料は少しだけ買ってあるんですが、布花作りが優先になってしまってなかなか出来ませんね。

――これから作ろうとしているもの、また今後の展開を教えてください。

リアリティーのある動物の縫いぐるみより、少しデフォルメされた動物も可愛いと感じるように、布花も本物の花に近づけるというより、布の花らしい可愛い花、そしてアンティークコサージュのように、何年も大切にしてもらえるような布花を作っていきたいと思っています。
最近は、布花(アートフラワー)専用の白い布や染料を販売しているお店が、以前より減ってきているように感じています。染めて作る布花を一人でも多くの方に始めてもらえればうれしいな……と思い、自宅で小さな教室を開きたいと考えています。





続いて、「にょけ」の名前で手作り絵本や雑貨を手がける、Chiyro(ちぃろ)さんの登場です!

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