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ハンドメイド作家特集 vol.52 「こひつじ的生活~羊毛フェルトで作る小さな世界」のyk-kohitsujiさん

2011年11月03日01時01分
プロ・アマチュア問わず、実はハンドメイドの達人が多く利用していることでも有名なエキサイトブログ。そんなエキサイトブロガーから、選りすぐりのハンドメイド作家の方々の、とっておきのアトリエをご紹介。

今回は「こひつじ的生活~羊毛フェルトで作る小さな世界」のyk-kohitsujiさんにご登場いただきます。


羊毛ならではのあたたかさが伝わる手仕事に心もほっこり!――「こひつじ的生活~羊毛フェルトで作る小さな世界」のyk-kohitsujiさん


手のひらサイズのかわいい動物たち。小さな物語が広がる作品作りを楽しむ、yk-kohitsujiさんの登場です!

yk-kohitsujiさん
東京都在住。子育てを通して羊毛の手仕事と出会う。作りながら癒される感覚にひかれ、ニードルフェルトを始める。2007年より「こひつじ屋」の名前で「羊毛で作る小さな世界」をテーマに制作、春秋のクラフト市出展や委託販売などを展開中。

「こひつじ的生活~羊毛フェルトで作る小さな世界」



25年前、本屋でひと目惚れしたノームの本。
「こびと好きのきっかけになった宝物です」

――手作りをはじめたきっかけは?

母がプロ並みに器用な人で、子どもの頃の普段着から結婚式のウエディングドレスまで、服はほとんど母の手作りでした。また、いつもこまめに手を動かしていた祖母、絵がとても上手だった祖父、と、手作りや創作が身近でしたので、自然と好きになりました。
ただ、私自身はそれほど器用ではない上に雑な性格。基本を無視していきなり自己流でやってしまうので、熱意はあれどできばえは残念な感じだったかもしれません。でも、編み物にはまって、学生時代はせっせとセーターを編んだりしました。

手作りがより身近になったのは、結婚して子育てが始まってからですね。自分もそうしてもらったように、「手作りのものを子どもに作ってあげたい」と思い、簡単な子ども服や布おもちゃを作ったり、手作り絵本のサークルに参加してオリジナルの絵本作りを楽しむようになりました。やはり手を動かして何かを作り出している時間が一番楽しく、気持ちが落ちつく、と改めて感じたものです。

――得意な分野は?またその分野に興味をもったきっかけは?

ニードルという針を使って作る、羊毛フェルトですね。
羊毛の手仕事に出会ったのは、子育てでシュタイナー教育に興味を持ったのがきっかけです。シュタイナーでは手仕事をよくするのですが、その中で羊毛フェルトを知りました。
それまではウールというと毛糸や布になっているものしか知らなかったので、初めてウールの原毛という素材の心地よさや美しさに惹かれました。
また、その当時は羊毛フェルトというとお湯と石けんでフェルト化する方法が主流だったのですが、ある日、羊毛を買いに原毛屋さんに行ってみたら、ニードル針というのが新しく登場していて。「この針でつつくだけでフェルト化するんですよ」とお店の人に教わり、さっそく買って帰って、つついてみたら、もう、びっくり。水フェルトではできなかった立体的なものや、細かい細工もできて、「縫わずに自由自在に形が作れる!」と感激。それ以来ニードルフェルトが大好きですね。
その頃はお手本も情報もほとんどなかったので、自己流で好きなように作り始めたこと、やり直しがしやすいので、失敗を恐れないで作れたことも、自分に合っていたのかもしれません。




(左)草木染めの糸や木の実も作品作りに欠かせないもののひとつ。
(中)「作品は木のものや輝石など自然から生まれたものと一緒に飾っています」
(右)昨年作品展をしたときに作った「こりすのどんぐり運び」。



絵本の一場面に出てくるような物語性のある作品作りを


初雪こぐま。「ちらちらと降ってきた初雪を見上げてい
るイメージで作りました」
――yk-kohitsuji さんにとってハンドメイドの魅力&自分らしい作品作りのポイントは?

ハンドメイドの魅力はやはり「世界にたったひとつのもの」だということだと思います。特にニードルフェルトは型紙のようなものがないので、同じうさぎを作っても毎回ひとつひとつ表情や雰囲気が違ったものができ上がります。
「あ、今度はこんな子が生まれた」と、自分でもどんな子ができるのかわからないので、そこがおもしろいところだと思います。

自分らしい作品づくりということでは、絵本の一場面を描くような気持ちで作っています。また、水彩画が好きで少し習っていたことがあるのですが、羊毛の作品でも、水彩画のような柔らかな色合いや雰囲気のものを作りたいと思っています。

――他の分野で挑戦してみたいものは?

フックドラグをやってみたいです。フックドラグとは、格子のマス目に合わせて毛糸を刺していき、かぎ状にループさせ、ラグ(敷物)のような目で柄を作るというものです。
平面のデザインもおもしろそうですし、思い出のある古着や昔買ってお蔵入りになっている布地を活かせそうなので。
あと、羊毛の手仕事になりますけど、アートヤーンという、糸自体がひとつのアート作品のような独創的な糸紡ぎに興味があります。第一人者の方のアートヤーンは羊毛だけではなく、金だわしや鳥の羽根やシュレッダーにかけた紙など,様々なものを混ぜて紡いでしまうと聞いて驚きました。おもしろそうで難しそうで、挑戦してみたいですね。

――これから作ろうとしているもの、また今後の展開を教えてください。

半立体の額絵のような作品にも挑戦したいと思っています。今後は、もう結構いい年なので(笑)、心身をよい状態に保てるよう努力しながら、地道に長く続けていくのが目標です。また、単独の活動だけではなく、時には手仕事好きな友人たちと楽しい企画ができたら、と思っています。





(左)冬仕度のあらいぐま。羊毛のあたたかさに加え、木の実などの自然素材が温もり感を演出。
(中)編み物ひつじとスピンドルひつじ。「紡ぐひつじは自給自足で自分の毛をせっせと紡いでいるんです(笑)」
(右)うさぎの親子。「赤ちゃんが生まれてお兄ちゃんになった子うさぎは、人間でいうと3歳ぐらいのイメージで
作りました」





今回ご提供いただいたレシピ



次回もお楽しみに!

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