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エキサイトブロガーハンドメイド作家特集 Vol.26

2009年12月08日05時01分

♯2 クラシカルでシンプルなソフトファニシング作品がイギリスの香りを運ぶ―「ロンドンのティータイム」の真理子サイモンさん


テーブルリネンやクッション、ソファカバーなどインテリアに溶け込むソフトファニシング教室を営む、真理子サイモンさんの登場です!

真理子サイモンさん
新宿文化服装学院卒業後、服飾デザイナーとしてアパレルメーカーに勤務。長沢セツモードセミナーにて絵を学ぶ。1989年に渡英し、結婚。現地のカレッジにてソフトファニシング全課程を修了。1994年から、ロンドンでソフトファ二シング教室『真理子サイモンソフトファニシング』主宰。住居をスコットランドへ移してからは、スコットランドと仕事場のロンドンを往復している。HPも運営中。

「ロンドンのティータイム」



ロンドンの仕事場。多くの受講生にソフトファニシングの魅力をここで伝える。
――手作りをはじめたきっかけは?

不思議なことに小さい頃は特に手作りが好きだったという記憶がないのです。いろいろなことに少しずつ影響されて、いつのまにか、ものを作ることが私の生活の重要な一部になっていました。

服飾の世界に入るきっかけとなったのは、小学生から高校生にかけて大好きだった洋画観賞でしょうか。暇さえあれば映画館に通っている少々おませな子どもでした。その頃、特にアメリカの女優さんたちが着ていた衣服や装飾品にかなり興味があって、今思い出すとおかしいのですが、当時流行っていた被りものなどをまねて作ったりしました。

学生時代は他の方と比べて器用だとか飲み込みが早いということはありませんでしたが、一枚の布を服に仕立てるまでが楽しくて作品作りには熱がこもりましたね。「好きこそものの上手なれ」と言いますが、その通りでしょう。

――得意な分野は?またその分野に興味をもったきっかけは?

布製のソファカバーやクッション、テーブルリネンなどを制作するソフトファニシング作りです。イギリスに来る前は「ソフトファニシング」という言葉すら知りませんでしたが、自己流で作ったソファーのカバーを夫の母に褒められた時、何やらひらめいたものがありました。あれは予感だったのでしょう。
その後、ソフトファニシングを学ぶうちにファッションよりもインテリアにより強い興味を感じるようになって、これが私のライフワークと確信するようになりました。
イギリスには私が創作意欲をかき立てられる材料がたくさんあります。たとえばインテリアファブリックが豊富に揃っていることです。このことも布好きの私がこの分野へ惹きつけられたきっかけのひとつですね。



(左)スコットランドの家のインテリア。「ソファを描いたものは友人のアートで、私の大切な宝ものです」
(中)オリエンタルをテーマにしましたクッション。ランタンをイメージしたタッセルを装着。
(右)学生時代カレッジで試験課題として制作したチェアーカバー。「高い評価をいただいた思い出の作品で今でも大好きです」



シンプルなデザインで、柄の良さを生かしたクッション。ロンドンのオフィス
で愛用。

――真理子サイモンさんにとってハンドメイドの魅力&自分らしい作品作りのポイントは?

あれこれ納得のいくまで思いをめぐらせながら作った作品が完成した時の幸せは、ささやかでも確かで手ごたえのあるものです。これがハンドメイドの魅力ではないでしょうか。

ソフトファニシング作りは、お部屋に合う布に出会った瞬間から始まります。その布の美しさをどのようにして生かすか、これがわくわくする興奮ぎみの時間です。作品そのものに存在感はあるけど、いかにも手作りといった感じではなく、でしゃばらずインテリアにマッチしてくれる手作り、これがソフトファニシング作りの魅力のひとつだと思います。
インテリア好き、布好きな方ならこの魅力のとりこになってしまいます。
作品作りという点では、私の場合ナチュラルな素材を生かした機能的でシンプルなデザインのものを作ることでしょうか。

――他の分野で挑戦してみたいものは?

布を使用する点で私の分野とも共通していますが、エキサイトブログの「Sparkyな毎日」を運営されているブロガーさんが作っているような布絵です。私も絵を描くことが好きですから、布で想いを表現するこのような布絵には心を惹かれます。布絵をインテリアに取り入れたストーリー性のある部屋作り、時間があればぜひ挑戦したいですね。

――これから作ろうとしているもの、また今後の展開を教えてください。

私の場合は教室で教えている立場ですから、受講生のみなさんに満足していただけるようにカリキュラムを充実させることです。また、私がカレッジで学んだテクニックのみでお教えすると、どなたでも簡単にできるというわけにはいきませんから、ちょっと厳しすぎたかなと反省することもありました。今までの経験から、「もの作りは楽しい」と感じていただくのが大変重要なことと実感していますので、これからは略式で簡単な方法でもでき上がりに大差がないのなら、大いに取り入れてご紹介したいですね。

その次は通信教育ですが、大変熱心に受講される方が多いことは当初、予想をしていなかったことです。現在のカリキュラムを修了された方が、さらに上を目指すための通信講座を用意するお約束をしていますので、現在、少しずつテキストを作成しています。






続いて、かわいい木工作品が心あたたまる、kinoca-mocoさんの登場です!

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